ホームページに掲示板を設置する (1)
iswebの特長はオリジナルCGIを設置できること。しかし、「CGIの設置方法がよくわからない」という方も多くいらっしゃるでしょう。そこで今回は具体的なCGIの設置手順を紹介してみたいと思います。例として取り上げるのは、『KENT WEB』の掲示板「ASKA BBS」。軽快に動作するシンプルな掲示板で、初心者にオススメです。

→ まずはサンプルを確認してください
 
今回は『KENT WEB』の掲示板「ASKA BBS」を使ってBBSをisweb内に設置いたしました。


→ CGIプログラムをダウンロードする
 
まずは、CGIプログラムを『KENT WEB』http://www.kent-web.com/)より入手します。『KENT WEB』のトップページで「掲示板」をクリックし、「ASKA BBS」の[GO]ボタンをクリックしてください。続いて、「プログラムの入手」にあるアイコンをクリックし、ファイルをダウンロードします。また、ダウンロードしたファイルは解凍しておきます。
『KENT WEB』(http://www.kent-web.com/)にアクセスし、「掲示板」の文字をクリックする
「ASKA BBS」の[ENTER]ボタンをクリックする
アイコンをクリックし、ファイルをダウンロードする(LHA形式、ZIP形式のどちらをクリックしても構いません)
ダウンロードしたファイルを解凍すると、このように3つのファイルが確認できるようになる


→ Perlへのパスを確認する
 
続いては、ダウンロードしたCGIプログラムをisweb用に設定します。「aska.cgi」を「メモ帳」などのテキストエディタで開いてください。ここで最初に行うべきことは『Perlへのパス』の確認です。『Perlへのパス』とは、WebサーバがPerlプログラムを保存している場所(フォルダ)と考えればよいでしょう。iswebにおける『Perlへのパス』は「/usr/local/bin/perl」。今回の「aska.cgi」では、偶然にも初めから『Perlへのパス』がiswebと同じに設定されているため、変更は不要です。ただし他のCGIプログラムなどで、『Perlへのパス』がiswebと異なっている場合は、必ず「/usr/local/bin/perl」に変更するようにしてください。
「aska.cgi」を「メモ帳」などのテキストエディタで開く
1行目、「#!」に続く『Perlへのパス』が「/usr/local/bin/perl」となっていることを確認する(もし違う場合は「/usr/local/bin/perl」に変更すること)


→ CGIプログラムを自分用に設定する
 
必要に応じて、CGIプログラムの設定を自分用にカスタマイズしていきます。今回取り上げる「ASKA BBS」(aska.cgi)では、マスタパスワードや最大記事数、戻り先のURLなど、いくつかの項目を自由にカスタマイズできるようになっています(以下にその例を示しておきます)。これらの設定方法は、CGIプログラムの配布サイトやダウンロードしたファイル内で解説されているのが一般的です。これらの解説を参考に、CGIプログラムを自分用にカスタマイズしてください。なおこの際、初めから記述されている「'」や「;」は、絶対に消去してはいけません。
掲示板の管理用パスワードを「$pass」に設定します。半角英数字で、他人に知られることのない文字列を指定します
 
最大記事数を「$max」に設定します。ここで設定した数を超える記事は古い順に削除されていきます。あまりサーバに負荷をかけないよう、100以下の数字を設定するようにしてください
 
掲示板「ASKA BBS」から[トップに戻る]をクリックしたときの戻り先ページを「$home」に設定します。URLの指定は、相対パスでも絶対パスでも構いません(ここでは、CGIプログラム「aska.cgi」を/cgi-bin/aska/に保存します。よって、トップページに戻る場合は、2つ上のフォルダの「index.html」を指定することになります)。
 
ページの背景色、文字色、リンク色などを「$body」に指定します。この文法はHTMLのBODYタグと同様です
 
引用文に付ける色を「$refcolor」に設定します
 
ログ消滅防止策としてのファイルロック機構を「$lockkey」に設定します。iswebではsymlink関数を使用できるので「1」を指定してください
 
アクセス拒否するホスト名を「$deny」に設定します。拒否するホストがない場合は変更する必要はありません
 
掲示板自身のURLを「$location」に設定します。この項目を設定しておくと、記事を投稿したあと自動的にロードされ、ブラウザを再読み込みしても二重投稿されないようになります(iswebIDには、各自のiswebIDを入力してください)
 
以上で、CGIプログラムのカスタマイズは完了。あとはCGIプログラムのアップロードとリンクを作成するだけで、CGIを設置できます。これらの手順は、次回の「魅せるホームページ作成講座」にて詳しく解説していきます。こうご期待!


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